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ペルシア陶器は、中近東のイランで製作された陶器のことで、日本でのペルシア陶器のコレクションは、大正時代後半にヨーロッパを訪れた実業家や画家たちが持ち帰ったのが始まりです。日本にもたらされたペルシア陶器は、茶会の器として用いられたり、画家の静物画の題材にもなりました。
彼らがペルシア陶器に見いだした美とはどのようなものだったのでしょう。それを考えるには、まずペルシア陶器を知ることから始めなければならないでしょう。
イランでは紀元前2千年紀のエラム王国時代にメソポタミアの影響を受けて釉薬をかけた焼き物が登場しました。そして9〜10世紀のイスラームの時代になって、中国からの輸入陶磁器の刺激、陶磁器需要層の増加、市場の拡大により陶磁器産業は活発化し、市場のニーズに対応したバラエティー豊かな製品が生産されるようになったのです。
この展覧会では、ペルシア陶器をテーマとしたシリーズの展覧会の第1回目です。約170点のペルシア陶器や中国陶磁器そしてイランの遺跡から採集された多数の破片資料などをとおして、イランでの陶器の始まりからイスラーム陶器の誕生までを、中国陶磁器の輸入など東西交渉史にもふれながら紹介します。日本の茶人や画家も愛でた鮮やかな色彩とユニークなデザインに彩られたペルシア陶器の世界をお楽しみください。
■展示解説 参加費無料
3月10日から第2・4・5土曜日 13:00〜(約50分)
第1・3土曜日は常設展示解説 13:00〜(約50分)
■ギャラリートーク
毎週日曜日13:00〜(約30分)但し3月18日は除く
企画展の一つのコーナーまたは作品についてより詳しく解説します。解説コーナー・作品・内容は毎回変わります。
■講演会(講堂)
各会共14:00〜15:30 聴講料 500円 定員100名
参加ご希望の方は電話・ファックスにてお申し込みください
4月7日(土)
イランでの施釉陶器の登場
足立拓朗(中近東文化センター附属博物館)
5月12日(土)
イスラーム陶器生産と貿易陶磁器
岡野智彦(中近東文化センター附属博物館)
6月16日(土)
イラン東部と中央アジアのイスラーム陶器
岡野智彦(中近東文化センター附属博物館)
7月7日(土)
ペルシア陶器を科学する
二宮修治(東京学芸大学)・新免歳靖(総合研究大学院大学)
*講演会参加ご希望の方は、電話またはFAXにてお申し込み下さい。聴講料は500円。
*講演会の日程や内容は都合により変更させて頂く場合がありますので、事前に中近東文化センターまでお問い合わせ下さい。
■関連イベント
●市民展示
三鷹市および武蔵野市で活動しておられる陶芸の教室・グループの方々に作品の自主発表会を開催していただきます。
参加グループ:みんなでKids陶芸(武蔵野市)、陶芸緑会(武蔵野市)、武蔵野市桜堤ケアハウス デイサービスセンター、陶芸利用団体連絡会(三鷹市)
●ラスター彩陶器の抹茶をどうぞ
4月29日(日)、30日(日)、5月1日(火)、2日(水)、3日(木)
13:00〜16:00 参加費:500円
現代の日本で作られたラスター彩陶器で抹茶とお菓子を楽しんでいただきます。
●イラン料理教室
5月13日(日)と20日(日)13:00〜16:00 参加費:2000円 定員各20名
事前に電話・ファックスでお申し込みください。定員になりしだい受付を終了します。
●音楽会
6月9日(土)14:00〜15:00 ロータスカフェにて 無料
アミール・フィニ(サクソフォン、パーカッション)他によるイラン音楽へのアプローチ
イスファハンのキャラバンサライからニューヨークのジャズクラブまで、音楽の旅をお楽しみください。
●ザデグ・ミーリー写真展 6月5日(火)〜17日(日)
他にもイラン料理の写真展、イランの伝統音楽の写真展、中近東文化センターのイラン発掘調査パネル展なども企画しております。
講演会・展示解説・イベントの日程や内容について変更させていただく場合がありますので、事前に中近東文化センターまでお問い合わせください。
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