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ユーラシア大陸には様々な古代文明が興りました。いわゆる四大文明の中で、その三つがユーラシア大陸で生まれたのです。メソポタミア文明は西アジアで、インダス文明は南アジアで、そして黄河文明は東アジアで発達しました。しかし、ユーラシア大陸の他地域が文明の空白地域だったわけではありません。中央ユーラシアやヨーロッパでも様々な民族が活躍していました。
古代文明の時代は青銅器時代とも呼ばれ、鉄器の利用以前の時代です。文明は青銅器の発明と共に始まったとも言えます。青銅器の前に使われていた石や銅は道具の素材としては不完全なものでした。銅と錫の合金である青銅は堅く加工しやすい素材であり、農具や工具、また武器や祭器に利用されました。青銅を生産するためには、銅と錫の両方を供給することが必要なため、長距離の交易システムが整備されることとなり、古代文明が発達する原因の一つになりました。
本展覧会では、中国青銅器63点、中国北方の青銅器12点、中央ユーラシアの青銅器4点、インドの青銅器5点、イランの青銅器83点、メソポタミアの青銅器9点、レヴァントの青銅器9点、アナトリアの青銅器10点、総数195点の青銅器を展示し、ユーラシア大陸の古代文明の比較をしていただきたいと考えています。各文明の特徴を青銅器の形を通して、ご理解いただければ幸いです。
■展示解説 参加費無料
開催期間中、毎週土・日曜日 13:00〜13:45
■講演会(講堂)
各会共14:00〜15:30 聴講料 500円
第1回 10月1日(日)
ペルセポリスの栄華と青銅器
足立拓朗(中近東文化センター研究員)
第2回 10月29日(日)
グリフィンと青銅器―ギリシア・アルカイック期を中心に―
林俊雄(創価大学教授)
第3回 11月5日(日)
中国北方の青銅器(仮題)
高浜秀(金沢大学教授)
第4回 11月12日(日)
コーカサスの青銅製帯とスキタイ
雪嶋宏一(早稲田大学図書館司書)
第5回 11月19日(日)
中近東の青銅製武器 足立拓朗
第6回 12月3日(日)
南インドの青銅器時代
上杉彰紀(関西大学講師)
第7回 1月14日(日)
殷周青銅器(仮題)
飯島武次(駒澤大学教授)
第8回 1月21日(日)
我々における青銅器時代の意義
川又正智(国士舘大学教授)
第9回 2月4日(日)
中央ユーラシア中部の青銅器
畠山禎(横浜ユーラシア文化館学芸員)
第10回 2月18日(日)
最古の文明メソポタミア文明と青銅器 足立拓朗
*講演会参加ご希望の方は、電話またはFAXにてお申し込み下さい。聴講料は500円。
*講演会の日程や内容は都合により変更させて頂く場合がありますので、事前に中近東文化センターまでお問い合わせ下さい。
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